「石山紫の道」推進計画

紫式部がこよなく愛した草花たちを、
千年の時を経て今に甦らせ、
千年後の未来へと繋げよう。

石山寺駅から石山寺に続く道を魅力あるものに。

石山寺は紫式部が参籠し、『源氏物語』の起筆の構想を得たことでも知られ、日本有数の歴史的・文化的価値の高い寺社です。毎年多くの参拝者が訪れますが、ゆかりの地としての魅力を活かしきれていないまま現在に至っています。「石山紫の道」推進計画は、近江の宝である石山寺への参詣道として相応しい美しい道づくりと、訪れる参拝者をおもてなす道づくりを通じて、新たな観光名所としての地域の活性化と自然・歴史・文化の継承を目的に企画したものです。

第24回「緑の環境デザイン賞」国土交通大臣賞を受賞。

NPO法人石山名月の会は、株式会社辻井造園と大阪芸術大学環境デザイン学科生との共同で「石山紫の道計画」を推進して参りました。この度、第24回「緑の環境デザイン賞」国土交通大臣賞を受賞し、国からの高い評価と共に費用の一部に掛る助成を受け、計画を実行する運びとなりました。

2014年1月より着工開始し、全6エリアのうち助成対象となる「せせらぎエリア」、「曲水エリア」の2エリアが2014年4月に完成しました。